ダッシュとは?-即時決済可能な匿名性暗号通貨の今後の展望

 

 現在世界には数百種類を超える暗号通貨(仮想通貨)が発行されており、こうしたビットコインに続く暗号通貨のことをアルトコインと呼びます。今回はその中からダッシュ(DASH)の特徴、そして今後の展望について分かりやすく解説していきます。

ダッシュとは?

 ダッシュは2014年にEvan Duffield氏により開発された「匿名性暗号通貨」の一種です。ダークセンド(Darksend)という匿名性の高い送金機能を備えており、初期の名称であるダークコイン(Darkcoin)の由来にもなっています。

 

ダッシュの特徴①-送金元を匿名化

 ダッシュのダークセンドは「コインジョイン(CoinJoin)」という仕組みをもとにしています。複数の送金依頼を一時的にまとめた上で、そこから個々の送金先へ送金されるという仕組みです。送金元と送金先の間にプールを挟むことで、送金元アドレスをブロックチェーン上に記録しない形での取引を実現しました。

 匿名性暗号通貨の特徴やメリット・デメリットについてはこちらの「匿名性暗号通貨とは?」にて分かりやすく解説していますので、合わせてお読み頂くとより理解を深めることができます。

 

 ダッシュの特徴②-即時決済機能「InstantSend」

 またダッシュのもう一つの大きな特徴は「インスタントセンド(InstantSend)」という即時決済機能を備えている点です。ビットコインでは取引が承認されて処理が確定するまで約10分待つ必要がありますが、これを大幅に短縮して1秒間で5回の取引を処理することを実現しています。

 

ダッシュの普及と今後の可能性

 インスタントセンドを用いた即時決済によって、暗号通貨を用いた決済スピードは日常的な利用に用いることができるレベルにまで向上しています。これにより、クレジットカードなど中央集権的な既存の決済サービスとも競合できるかもしれません。

 

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BBC編集部
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ブロックチェーンビジネス研究会(略称:BBC)編集部です。海外の業界ニュースや、ブロックチェーンや暗号通貨について基礎的な内容を発信していきます。