ドージコインとは?-柴犬モチーフの親しみやすいコインの特徴と将来性

 

 現在世界には数百種類を超える暗号通貨(仮想通貨)が発行されており、こうしたビットコインに続く暗号通貨のことをアルトコインと呼びます。今回はその中からドージコイン(Dogecoin)の特徴、そして今後の展望について分かりやすく解説していきます。

ドージコインとは?-柴犬をモチーフとした親しみやすさ

 日本の柴犬を表すインターネットミームである”Doge”をその名に冠するドージコインは、元IBMエンジニアのBilly Markus氏によって2013年に公開された初期のアルトコインの1つです。柴犬をモチーフとして、「楽しく親しみやすい暗号通貨(仮想通貨)」を目指しています。

ドージコインの特徴-寄付金等への活用

 仕組みは元となるライトコインとほぼ同様ですが、採掘速度が約1分と速いため発行量も非常に多く、また発行上限も設定されていません。2017年2月現在ではビットコインの約1万倍にあたる約1000億DOGEものドージコインが発行され流通しています。

 ドージコインの特徴としてはコミュニティサイトであるReddit内の「Doge Market」があります。Doge Marketでは、ドージコインを用いてビットコインや現実の物品を売買することができます。

 また特筆すべき事項としては寄付金等に使われることが多い、という点が挙げられます。2014年ソチ冬季オリンピックにおいて、ジャマイカのボブスレーチームが出場資格があるにも関わらず資金不足で出場が難しくなっていました。そこでドージコインコミュニティが投稿して寄付金を募る活動を行いました。その結果として当時の価値で約3万ドルにも上るドージコインが集まり、ドージコインとビットコインのレートが大幅に上昇するほどの大きな反響を呼びました。

ドージコインの普及と今後の可能性-マイクロペイメントの先駆けへ

 以上のほかにもケニアのタナ川流域に井戸を建てるプロジェクトなどにも使われるなど、チップや投げ銭、寄付金等としての使い方が主となっており、公式サイトにおいてもチップとしての利用について言及されています。暗号通貨の大きな利点は送金手数料の安さであり、それを生かしマイクロペイメント(少額決済)において非常に有益であると言えます。ドージコインはその先駆けとして、マイクロチッピングのためのコインとしての将来性を持っているかもしれません。

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BBC編集部
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