Sensus(センサス)とは?-回答するほど儲かる、分散型の”知恵袋”

 分散型台帳とも呼ばれるブロックチェーン技術は暗号通貨(仮想通貨)だけでなく様々な分野に応用が可能で、多くのプロジェクトが登場しています。こうしたプロジェクトの多くは従来の中央集権的な構造による問題点を解決することを目指しています。今回はその中からセンサス(Sensus)の特徴、そして今後の展望について分かりやすく解説していきます。

センサスとは?

センサスはヤフー知恵袋などのQ&Aサイトのように、知識を提供する分散型アプリケーションです。暗号通貨の一種である「Senseトークン(SNS)」を質問への回答のインセンティブとして用いることで、従来からあるQ&Aサービスの課題の解決を図っています。

 

センサスの特徴-迅速かつ精度の高い回答の実現

従来のQ&Aサービスは投稿された質問を受動的に表示するだけでした。回答者は表示された質問に回答しますが、質問者は回答者が回答するのを待つ必要がありました。また、誰でも投稿や回答ができるのがQ&Aサービスのメリットでもあるのですが、それゆえに質が低かったり、質問者の満足するような回答を得ることができない場合もあります。

 センサスは、投稿された質問を別のユーザーに直接送ることが可能です。その際に、年齢や居住地などの条件指定によって、質問のターゲットを絞ることもできます。また質問を受け取ったユーザーは、質問に回答することで「Senseトークン」を得ることができます。しかし、その報酬であるトークンを受け取れるのは、早い者勝ちなので質問を受け取ったユーザーには即座に回答するインセンティブが生じます。

 また、ユーザーは質問に回答することにより「Senseトークン」を得ることができます。そしてヤフー知恵袋のベストアンサーに近い形で、質問者は最も優れた回答者を選び、選ばれた回答者は報酬として「Senseトークン」が送られます。回答者はより多くの報酬を得るため、より質問者の意図に沿った形の回答をすることで回答の精度を高めるインセンティブが生まれます。

 

センサスの普及と今後の可能性-The Sense Networkの構築

 センサスは「Senseトークン」を利用できるサードパーティアプリケーションの導入も見込んでおり、将来的には「Senseトークン」を利用できるアプリケーションからなる”The Sense Network”の構築を目指しています。センサスで回答をすることでSenseトークンを得て、それを利用して日用品やサービスを享受して生活するユーザーも現れる可能性もあります。単なるQ&Aサイトにとどまらず、働き方革命の未来がここにもあるのかもしれません。
 現在はβ版テスト中であり、アプリケーション内でのSenseトークン獲得、USドルとの交換開始による取引機能のテストなど機能追加を随時実施していくとのことです。

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BBC編集部
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ブロックチェーンビジネス研究会(略称:BBC)編集部です。海外の業界ニュースや、ブロックチェーンや暗号通貨について基礎的な内容を発信していきます。