ビットカートがDASH決済に一本化、ビットコインからの世代交代か

ビットカート(Bitcart)は、暗号通貨でAmazonギフトカードを購入できるサービスです。従来はビットコイン(Bitcoin)での販売でしたが、ビットカートは2017年6月7日、DASH(ダッシュ)での決済へと一本化することを発表しました。

 

ビットカートがDASH(ダッシュ)を選んだわけとは?-送金手数料と時間

ビットカートはアイルランド系スタートアップで、AmazonギフトカードをDASH(ダッシュ)で販売しています。このギフトカードは通常の15%引きで販売されており、ディスカウントを受けることができます。ビットカートがビットコイン決済からDASHでの決済へと移行したのは、送金手数料と送金処理時間という二つの理由からでした。

ビットコインは近年の取引量の増大に伴って、送金手数料の増大が大きな問題となっています。またビットコインは送金完了までに約10分の時間がかかるほか、送金処理の確定までにはさらに長い時間がかかります。これ対して、DASHは「Instant Send」という即時決済機能を実装しており、送金処理にかかる時間を大幅に短縮できます。DASHは1分間で5回の取引を実現するほか、膨大な取引量を効率よく処理することができるのです。

DASHの即時決済機能についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「ダッシュとは?-即時決済可能な匿名性暗号通貨の今後の展望」

 

決済シーンでは、今後DASHに注目が集まるか

最初の暗号通貨であるビットコインは、他の暗号通貨と比べて取引額が大きく増加してきていました。しかしそれに伴い、特に決済の場面におけるビットコイン課題が浮き彫りになってきています。一方で今や、それらの課題を解決するアルトコインがDASHをはじめとして数多く開発されてきています。そのため、今後もビットカートのようにビットコイン決済から他のアルトコインへの移行が進む可能性は大きいと言えるでしょう。実際にビットカートではDASH決済に移行してから、ビットカートにおけるギフトカード購入需要も著しく増大したとのことです。またビットカートがイーサリアムやライトコインではなく匿名性の高いDASHを選んだことの影響は大きいと考えられ、今後の進展が期待されます。

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BBC編集部
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