中国初、裁判でビットコインの財産権を認めた

杭州ネット裁判所

ビットコインの財産権

中国の杭州インターネット裁判所が先週、仮想通貨をめぐる民事事件に対する裁判においてビットコインの財産権を認めたことが分かった。

中国の「民法通則」ではビットコインをはじめとする仮想通貨の定義を明確に規定していないが、中国人民銀行はビットコインを特定の商品と見て、価値があるとして認識している。

地元メディアの情報によると、2013年、原告の呉さんは、中国のオンラインショッピング(TaoBao)を通じて、被告人の「FXBTC」の運営者(上海拠点の法人)から2.675BTCを購入し、その後FXBTCの運営者が提供していたウォレットにビットコインを保管していたという。しかし、2014年、「FXBTC」の運営者は、呉さんに事前通知を行わないまま、FXBTCの運営を中止した。

2017年5月、呉さんはビットコインを取り出せないことに気づき、その後に裁判所に起訴し、運営者からの賠償を請求した。杭州インターネット裁判所は価値性(マイナーの労働成果)、支配の可能性(流通の可能性)、希少性(発行上限がある)としての属性をビットコインが持つため、ビットコインの財産権を認めた上、「FXBTC」の運営者が呉さんに2.675BTCを損失させた疑いが持たれているとして、被告人に賠償するよう命じた。ビットコインの財産権として認められたのは中国初だという。

 


 

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BBC編集部
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