Blockchain EXE Meetup #1「ブロックチェーン技術の可能性について解説 」イベントレポート

5月12日(金)、渋谷ヒカリエにてBlockchain EXE Meetup #1「ブロックチェーン技術の可能性について解説 」が開催されました。今回はBBC運営メンバーも参加して参りましたので、そちらのイベントレポートを掲載いたします。

「Blockchain EXE(ブロックチェーンエグゼ)」はブロックチェーンやスマートコントラクトに関する技術面に重きを置いた情報交換を行うコミュニティとして設立されました。ミートアップでは技術セッションと懇親会から構成されています。

 

ブロックチェーンとAI・ロボティクス・IoTの相互作用

まず最初はBlockchain EXEの立ち上げ人でもあるクーガー株式会社の石井敦様が、「ブロックチェーンとAI・ロボティクス・IoTの相互作用」についてお話されました。ブロックチェーンの技術的背景に触れつつ、一方で実社会においてそれらを応用することによりどのようなメリットが得られるかといった点から、AIを含めどのような分野への応用に適しているのかといった点について幅広く述べておりました。

 

Ethereumスマートコントラクト開発の実態

次に「Ethereumスマートコントラクト開発の実態」というテーマで、トライデントアーツ株式会社、カウラ株式会社の町浩二様がお話されました。こちらのパートでは、より技者的な部分に踏み込んだ内容となっており、開発者目線から見たイーサリアムのスマートコントラクトの構築における課題などを複数紹介していただきました。最後には実際にスマートコントラクトのコードを書いてみるなど、非常に参加者にとって刺激的な一幕でした。

 

最新技術Confidential Assets: 概要と応用

そして、DG LabのAnditto Heristyo様は、「最新技術Confidential Assets: 概要と応用」についてお話されました。こちらでは既存の多くのブロックチェーンにおける擬似匿名性とプライバシー上の問題点について講演されたのち、DG Labが開発した「Confidential Assets」について紹介しておりました。これはトランザクションのプライバシー保護を目的として内容を暗号化するもので、既存の多くのブロックチェーンにおけるプライバシー問題を解決するものとして開発されています。

 

デジタル広告におけるIBMブロックチェーンの活用

その後は「デジタル広告におけるIBMブロックチェーンの活用」についてIBM Japan Ltd.の森住 祐介様がご講演されました。現在のデジタル広告市場が非常に多くの仲介業者を経由する形で成り立っていることに触れたうえで、広告業界の特性と透明化に向けたニーズへ対応可能なブロックチェーンとして、IBMが開発したプライベートチェーンである「Hyperledger」についてのご紹介を頂きました。Hyperledgerでは取引の検証を不特定多数に公開しない代わりにスピード性を重視して開発されているため、企業や企業間での採用に適しているとのことです。

 

Hyperledger Fabric 1.0: Architecture Update and High Security Business Network

最後に、IBM Japan Ltd. 平山毅様より「Hyperledger Fabric 1.0: Architecture Update and High Security Business Network」というテーマでお話されました。IBMの最新のHyperledgerの特徴について、技術的な観点からご説明を頂きました。

以上で講演は終了となり、その後1時間ほど懇親会が行われました。エンジニアの方々をはじめご参加されていた方々でレベルの高い情報交換が行われ、技術的な観点からブロックチェーンについて語り合ったりと、非常に密度の濃い1時間でした。

Blockchain EXE Meetup第2回は6月16日(金)、「ブロックチェーンの技術的課題について」というテーマで開催されるとのことです。技術的な内容にご関心がある方は、ご参加されることで知識をより深めることができると思います。

ビジネス観点からブロックチェーンの可能性についてご興味のある方は、ブロックチェーンビジネス研究会のミートアップも併せてチェックしてみてください。

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BBC編集部
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