グリンとは?ー匿名性とスケーラビリティを持つ暗号通貨

GrinのLogoイメージ
グリン(Grin)は、2019年1月15日にリリースされた暗号通貨の1つであり、投資家がなかなか参入できないプロジェクトと認識されています。これは、Grinが主に資金の寄付でプロジェクトを進めており、ICOも資金調達も行なっていないことが原因だと考えられています。しかし、匿名性が高い独自のトークンとして、多くの投資家が注目し投資価値やマイニングの可能性が検討されています。

グリンとは?-Mimblewimbleの実装によって匿名性を実現

グリン(Grin)はMimblewimble(ミンブル・ウィンブル)プロトコルの実装によって匿名性を実現させています。Mimblewimbleは新たな暗号プロトコルで、パブリックアドレスを使用せずに楕円曲線暗号ですべての預金・出金において多重署名を行うもので、取引自体の検証が可能であるという特性を維持できます。

技術面から見ると、匿名性が高い取引はブロックチェーン技術のプライバシー保護や分散化の特徴に適合するが、「匿名性が高い」ということは違法行為にも利用される恐れがあるため、各国は厳しく規制を策定しました。日本金融庁は既にすべての仮想通貨交換業者に匿名通貨の立ち上げの禁止令を出しています。

匿名性暗号通貨の特徴やメリット・デメリットについてはこちらの「匿名性暗号通貨とは?」にて分かりやすく解説していますので、合わせてお読み頂くとより理解を深めることができます。

 

グリンの特徴-スケーラビリティの向上

支払いが行われた際に、グリンは取引のメイン情報だけを残し他のデータは削除するという機能を持っている為、Grinノードが機能する際の負担がかなり軽減されます。そのため、ネットワークのスケーラビリティが向上していました。一方、ビットコインの取引とは違い、グリンの取引プロセスには相互性が必要であり、普段の操作とは異なるため使用者が不慣れであるというデメリットも存在しています。これにより、グリンが取引、寄付などを広範囲に募ることが困難となっている為、この問題の解決が今後の開発者にとっての最重要課題の一つです。

 

グリンの目的-現段階での実用性

グリンの貨幣政策は独特で、グリンの市場価値変動を穏やかにし、日常生活の支払いにも使用できるようにする為、インフレーションが一定になるよう設定されています。グリンが作られた当初の目的は、価格上昇による収益を取得することではなく、ユーザーたちがしっかりと使える仮想通貨を作成することでした。したがって仮想通貨の価格変動を比較評価する際には有用であると考えられます。

 


 

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