暗号通貨管理に特化したIOTAベースの分散型スマートフォン

14,000ドルのスマートフォン「Solarin」を開発していることで話題の、イスラエルのスタートアップ企業のSIrin Lab(シリン ラボ)社は、手数料が完全無料のオープンソースブロックチェーンを開発しています。Sirin Lab社は現在、ビットコインのパイオニアであるHal Finney氏の名前を冠した「The Finney」という最新モデルのスマートフォンを開発しているそうです。The Finneyは、世界初のハードウェアレベルで安全な暗号通貨(仮想通貨)を保管できるスマートフォンデバイスになりそうです。

世界初、IOTAベースのスマートフォン

Sirin Lab社の発表によると、すべてのFinneyデバイスは、IOTAのTangleテクノロジーによって独立したブロックチェーンネットワークを生成します。このブロックチェーンネットワークは、取引遅延の原因になる中央機関やマイニングセンターを経由せずに、SRNトークンというSirin Lab社の提供するトークンを用いて、P2Pに暗号通貨のやり取りを行います。また、Finneyデバイスには暗号通貨ウォレットと安全な両替機能もデフォルトで備え付けられているそうです。

256GBの記憶容量と1600万画素の内蔵カメラを搭載しており、本体価格は約1000ドルとなっています。Sirin OSという独自のオペレーションシステムによって動作するようです。ただし、基本機能の利用にSRNトークンを利用する関係上、SRNトークンの所有者のみ購入できるとのことです。端末はユーザー行動ベースの侵入防止システム、物理セキュリティスイッチ、ブロックチェーンベースの改ざん防止機能によって保護されているため、理論上ハッキングが困難となっています。安全な暗号通貨のホットウォレットを求めている方には最適なデバイスかもしれません。今後も暗号通貨関連スタートアップのプロダクトに注目です。

この記事をシェアする:
BBC編集部
About BBC編集部 253 Articles
ブロックチェーンビジネス研究会(略称:BBC)編集部です。海外の業界ニュースや、ブロックチェーンや暗号通貨について基礎的な内容を発信していきます。