ライトコインとは?-ビットコインとの違い、特徴と今後の展望について

2017年1月5日 BBC編集部 0

   現在世界には数百種類を超える暗号通貨(仮想通貨)が発行されており、こうしたビットコインに続く暗号通貨のことをアルトコインと呼びます。今回はその中からライトコイン(Litecoin)の特徴、そして今後の展望について分かりやすく解説していきます。 ライトコインとは?-アルトコインの先駆け ビットコインが2009年に公開された2年後の2011年10月、元GoogleエンジニアのCharlie Lee氏がライトコインを公開しました。基本的にはオープンソースであるビットコインをもとにしていますが、最大の特徴はビットコインの1/4の約2分半で送金が完了する点です。   ライトコインの特徴-日常利用向けに開発 ビットコインの送金が約10分の時間を必要とするのは、多くの方がご存知かと思います。しかし、それでは日常的な商品の購入や飲食代の支払いなどの利用にはまだまだ適していません。コンビニで何か商品を買う時に、支払いが完了するまでその場で10分待つなんて考えられませんよね。この問題に対応するため開発されたのが、ライトコインです。 ライトコインのメリット:取引時間の短縮 ライトコインのメリットは、取引承認時間が約10分から約2.5分にまで短縮されている点です。この迅速な取引の実現によって日常的な支払いでも比較的利便性を損なうことなく利用することが期待されています。 ライトコインのデメリット:安全性 一方で、取引承認時間の短縮には安全性という面でデメリットが存在します。取引の承認時間、つまりブロック生成時間が、より短い約2.5分に短縮されるということは「マイニングの難易度がより低く設定されている」ということを意味しています。 このためマイニングを行うマイナーが報酬を得やすくなるのと同時に、悪意のある第三者によるハッキングもビットコインに比べれば容易となってしまいます。   ライトコインの普及と今後の可能性 ライトコインは、初期のアルトコインということで、今でも多くの保有者がおり、時価総額ランキングでも上位ですが、今ではDogecoin(ドージコイン)やMonacoin(モナーコイン)といった、より取引承認時間の短い暗号通貨(仮想通貨)も登場しており、送金時間の短さという優位性は失われつつあるとも言えそうです。 一方でSegwitと呼ばれるビットコインのアップデートに先んじてライトコインに導入するアイデアも挙がっています。ライトコインがビットコインのソースコードを利用しているからこそできる利点といえるでしょう。Segwitが導入されれば、ライトコインを送金の用途として利用する人が増加するかもしれません。今後の動向に注目したいところです。