欧州委員会が賞金500万ユーロのブロックチェーン開発コンテストを開催

2017年11月10日 BBC編集部 0

  分散型台帳技術を用いて社会課題を解決せよ 2017年11月、EUは”Blockchains for Social Good”(社会貢献のためのブロックチェーン)と題したブロックチェーンの開発コンテストを開催することを発表しました。このコンテストでは、社会課題の解決に向けた、透明性と分散性の高いソリューションのエントリーを受け付けています。   コンテスト詳細ページはこちら https://ec.europa.eu/research/eic/index.cfm?pg=prizes_blockchains コンテストのWebページには、選考基準として①ソリューションに社会的インパクトがあること、②透明性と分散性を兼ね備えていること、③実用的であること、④スケーラビリティがあることなどが挙げられています。欧州委員会は、特に実用的なDLT(Distributed Ledger Technology、分散型台帳技術)を用いたアプリケーションの開発を望んでいるそうです。 委員会メンバーのひとりは「ブロックチェーンの持つポテンシャル(中央集権構造・中間構造を回避する力)を、地球規模の持続可能にする挑戦に対して十分に用いられていない」と述べています。 持続可能な発展を目指して ブロックチェーンを用いて透明性の向上をはかることは、欧州委員会の長年に渡る課題でした。2017年8月、欧州委員会副総裁のValdis Dombrovskis氏は、委員会はデータ会社の情報を国家データベースと共有できるようにする目的で、Financial Transparency Gateway(経済活動の透明性向上のためのゲートウェイ)を構築することを宣言していました。 法人格を持っていれば、個人・法人問わず、EU内外のどこからであっても、コンテストに応募することができるそうです。エントリーの締め切りは2019年中旬頃を予定しており、2020年初頭に優勝者の発表が行われるそうです。 コンテストには、今までブロックチェーン技術の支援に当てられた金額の累計総額が支給されるとのことで、EUがHorizon2020フレームワークの実現に向けてスタートアップ6社に対して既に投資された500万ユーロ相当の金額が、リストアップされているようです。ヨーロッパではブロックチェーンビジネスへの支援が積極的に進められており、今後もその動向に注目です。 Horizon2020に関する記事はこちら EUによるブロックチェーン企業への投資額が累計500万ユーロを突破

EUによるブロックチェーン企業への投資額が累計500万ユーロを突破

2017年9月20日 BBC編集部 0

  2017年9月上旬、欧州委員会の中小企業(SME)グループ内にて、ブロックチェーンスタートアップ企業のSignatureit社、Authenteq社、The Billon Group社それぞれの事業案について、共有が行われました。欧州連合(EU)は、ブロックチェーンを含むさまざまな新規プロジェクトやテクノロジーの発展に取り組んでいるスタートアップ企業に対して、資金面での積極的な支援を行っています。資金調達は、Horizon2020という欧州における新規の研究開発・イノベーションを支援するための資金調達枠組みを通して行われており、Horizon 2020を通じてこれまでに6つの新興企業が資金調達に成功しているそうです。 スタートアップへ投資を行うHorizon2020という枠組み Horizon 2020のデータによると、EUは新興企業グループに対して、累計で5,471,131ユーロを拠出しているとのことです。資金調達に成功した6つの新興企業のうち3社は、それぞれ100万ユーロ以上を調達しています。残る3社は、それぞれ5万ユーロの調達に成功したとのことです。 ブロックチェーン研究を促進するためのイニシアチブを形成することは、ヨーロッパ諸国およびヨーロッパに拠点を置くテクノロジー業界の間で、一つの大きな焦点となっています。2017年8月、欧州委員会は、Horizon2020と連携して行う「社会的利益のためのブロックチェーン(Blockchains for Social Good)」の開発競争を促進する計画について公表していました。また、ブロックチェーンのなかでも暗号貨幣(仮想通貨)関連のビジネスを行うスタートアップ企業に対しての支援も積極的に行っている様子です。さらにこれだけに留まらず、欧州委員会は2017年より、ブロックチェーンと他のテクノロジーとの連携を狙ったブロックチェーン・オブザーバトリー(Blockchain Observatory)という組織を立ち上げる計画も進めています。 規制か支援か:状況が異なる各国 アメリカでは、SEC(アメリカ証券取引委員会)の規制によって、新興企業の自由な発展やイノベーションが妨げられている言われているなか、ヨーロッパはブロックチェーンの発展に向けた支援が進められているという構図です。現在世界各国でブロックチェーンに対する姿勢に差が見られており、今後の公的な規制や支援状況などにも注目が集まるところです。

マルタの首相が仮想通貨を積極的に受け入れるべきと発言

2017年2月27日 BBC編集部 0

マルタの首相ジョセフ・マスカット氏がブリュッセルで開かれたCEPSアイデア・ラボで、「欧州規制当局は、ビットコインのような暗号通貨を受け入れなければならない。」さらには「欧州連合(EU)諸国の政府は、仮想通貨やブロックチェーンに対して今以上に投資すべき。」と主張しました。 http://www.coindesk.com/malta-pm-cryptocurrencies-bitcoin-cannot-be-stopped/