米海軍の製造施設にブロックチェーンの導入を検討

米国海軍のイノベーション部門は、製造システムへのブロックチェーン技術の導入を検討しています。特に、製造プロセスにおけるデータを確実に転送するため、3D印刷のプロセスにブロックチェーン技術を導入することを検討しているとのことです。

 

ブロックチェーン技術を用いたデータ共有の実験を行う予定

McCarter中尉によれば、海軍防衛諮問委員会(NIAC)は、ブロックチェーン技術を使用し、製造プロセス全体におけるデータをサイト間で安全に共有することを目指しているとのことです。そのために、ブロックチェーン技術をシステムに統合するテストを主導する予定で、データの共有に関する実験の他にも、海軍の情報ネットワークを通じて、設計や生産のデジタルデザインを保護するパイロットテストを行う予定となっています。9月にはその実証に関する報告書を作成する予定です。中尉は、9月にブロックチェーン技術が実際に運用されれば、海軍のシステムに劇的な革命を起こす可能性があると述べています。

 

政府機関でブロックチェーンの普及へ

この動きは、米国政府内におけるブロックチェーン技術の普及の始まりにすぎません。社会的にもブロックチェーンの普及はゆっくりと進んでいるため、政府が導入を遅らせていることは不思議ではないと言えます。

しかし、ブロックチェーン技術に興味を持つ政府部門は他にもいくつか存在しています。昨年5月、国土安全保障科学技術局は、ブロックチェーン技術の使用に関する研究を推進するために、いくつかの中小企業に総額970万ドルを支援しました。また、米国政府は現在、ブロックチェーンを利用した契約入札のためのソリューションを探しています。今後、ブロックチェーンは政府機関においても普及が進むと考えられます。

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BBC編集部
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