Zcashに対応するウォレットがApp Storeに登場、iPhoneから送金可能に

Appleは、「Zcash(ジーキャッシュ)」に対応した暗号通貨ウォレットアプリ「Jaxx」のApp Storeでの取り扱いを認可しました。

Zcashについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「Zcash(ジーキャッシュ)とは?-第二のビットコインとも言われる匿名性暗号通貨」

 

Appleと匿名性暗号通貨の歴史

Zcashは、ゼロナレッジセキュリティを通じ、取引内容を第三者に公開することなく取引を実行できます。しかし、匿名性暗号通貨にはマネーロンダリングなどに使われる危険性が以前から指摘されており、Appleは過去に同じく匿名性暗号通貨の「Dash(ダッシュ))に対応するウォレットアプリをApp Storeで認めていない時期もありました。

匿名性暗号通貨についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「匿名性暗号通貨とは?」

Jaxxは、複数の暗号通貨に対応したモバイルウォレットアプリで、Zcashに初めて対応しました。そしてAppleは、厳重な承認審査を行い、Zcashの技術的側面に可能性があると判断した結果、承認に至りました。

さらにJaxxに加え、ブラジルのウォレットアプリ「Smart Wallet」もZcashへの対応を発表しました。これによってブラジルではスマートフォンを通じ、税金や日常での支払いなどあらゆる決済をZcashで支払うことができようになるとのことです。

 

匿名性暗号通貨のモバイル送金によって何が実現されるのか

匿名性暗号通貨としてはZcashのほかにDashや「Monero(モネロ)」などが開発され、流通しています。匿名性暗号通貨の持つ「匿名性」という特徴によって、「誰から誰へといくら送金されたのか」といった情報が全て暗号化されるメリットはプライバシー保護の観点から考えると大きなメリットがあると言えるでしょう。匿名性暗号通貨がiPhoneやMacを通じ送金できるようになったことで、個人間送金におけるプライバシー保護が大きく進展したと言えます。

 

※画像はJaxxの公式Twitterアカウント(@jaxx_io)より

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BBC編集部
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